妊活・不妊対策 キホンのキ②

『カラダ』や『ココロ』を健康に保つためには

・食べること(食事)

・体を動かすこと(運動)

・体を休めること(睡眠・休養)

この3本柱がとても重要です。

わかっていていも、ちゃんと実行することってなかなかできないですよね…

睡眠も健康を保つ重要な要素。

たとえば、リモートワークのため自由に時間をつかえるのが災いして深夜まで仕事をしていたり、つい布団の中でスマホを見ていたり、 睡眠時間を削って録画した番組を観たり、寝る直前までハードなエクササイズをしていたり…!

体は眠るための準備をしているのに、このようなことでカラダの眠るタイミングを逸しているかもしれません。

『睡眠の質』を高めるには、ポイントがいくつかあります。

実は、眠るためには体のリズムやホルモン、体温など、体のさまざまな機能が協力しあっています。

夜になると、眠りを促すホルモン『メラトニン』の分泌が増え、体は睡眠モードに切り替わっていきます。

しかし、スマホやPCの画面を観ていると、“ブルーライト”と呼ばれる強い光(LEDの照明にもあります)は、体の覚醒作用が強く、 夜に強い光を長時間浴びると、本来夜に分泌されるはずの『メラトニン』の分泌量が減り、 体内時計や睡眠のリズムを乱してしまいます。

部屋の照明を暖かい光に変えたり、夜にスマホやタブレッドを使用するときは、端末のナイトモードやブルーライトカットフィルムなどを利用して光の影響を弱める、などの工夫が必要かもしれません。

また、スマホやタブレッド、PCなどは使用することで脳が“興奮状態”になり睡眠を妨げます。

なので、就寝前には

・就寝1時間前には手元から離す

・電源をオフにする

・寝室に持ち込まない

といったデジタル機器から離れる時間をあえて作り、よい睡眠のためにデジタルデトックスを行いましょう。

また、 睡眠中は臓器や筋肉、脳を休ませるために深部体温(体の内部の温度)を下げます。

睡眠前に、体温がうまくさがるようするには、次のポイントも必要です。

*就寝前にオススメの過ごし方

《就寝3時間前を目安に》

・夕食を食べる(就寝前の食事は体温を上昇。どうしても食べる場合は消化の良いものを!)

・軽めのストレッチ運動を行う(ハードな運動も体温を上昇します)

《就寝1~2時間前を目安に》

・ぬるめの湯(39~41度)で入浴する


一度深部体温を上げると、体は上がった体温を元に戻そうとします。

この力をうまく利用して、スムーズに眠ることのできるタイミングを計りましょう。


『睡眠』は休息だけでなく、脳や体のメンテナンスを行う大切な時間。

カラダもココロも健康に過ごすためには欠かせない時間です。

鍼灸マッサージ治療室  ラピュール

妊活・不妊・不育症の不妊鍼灸をはじめ、婦人科疾患、頭痛・腰痛・肩こり・冷え性・睡眠障害(不眠)・自律神経失調症など専門の鍼灸マッサージ治療室。 横浜市青葉区青葉台1-5-2 田園都市線青葉台駅徒歩4分 ☎080-1256-4813(完全予約制)